現在業務にクラウドサービスを利用することが一般化してきています。ということは社外から社内のデバイスへのアクセスが増加するということです。ほかにも、現在のコロナか渦によるテレワークが増えていることで社外からの不正アクセス、情報の流出なども起こりえる状況にあります。従来のセキュリティーモデルは、社内は安全で社外は危険という考えがあり、セキュリティーは社外からのアクセスに対応します。

また、一度検証、検査したアクセスは安全とされ信用できるものとみなされてしまうのです。一方でゼロトラストは、社外も社内も信用しないという考えを持っており、社外と社内で境界線を持たずすべてのアクセスに平等に検証、検査を行います。ゼロトラストを導入することで社外の端末でも厳重に検査、検証を行うため安心してテレワークやリモートでの作業をどの端末でも行うことができます。また、すべてのアクセスをチェックするため、クラウドサービスに不安があって業務に取り入れることができなかった会社も安心して利用することができます。

従来のセキュリティーでは社内と社外に境界を隔てなければならなく設定が複雑でしたが、すべてのアクセスに平等に検査、検証するため設定もとてもシンプルなものとなります。クラウドサービスやテレワークなどの普及により社内の情報を守ることが難しくなっている今、ゼロトラストど導入は会社を守る盾となります。自社を守るためにはゼロトラストのセキュリティーが必要だということは明らかになっています。