IT, IT・通信関連, ファイアウォール

ウイルスなどの感染リスクを減らすファイアウォール

パソコンを使っていると、突然動作が重くなったり、今まで見たことのないメッセージが表示された経験はないでしょうか。このような症状が起こる原因にはいくつかの理由が考えられますが、最も多いのがインターネットを経由してウイルスに感染してしまった場合です。悪意を持つウイルスは、パソコンに感染すると様々な悪さをします。データを盗むなどしてパソコン動作を重くしたり、お金を請求するメッセージを表示することで詐欺行為を働くといった具合です。

このようなリスクからパソコンを守るためにも、ファイアウォールの導入をお勧めします。なぜファイアウォールの導入がパソコンを様々な脅威から守ることにつながるのかと言うと、不審な通信を遮断することができるからです。パソコンは基本的にはユーザーによる指示で通信を行いますが、もし何らかのウイルスに感染するなどして悪意のあるプログラムがインストールされてしまうと、ユーザーの気づかないところで通信を始めてしまいます。ファイアウォールはそのような不審な行動を遮断することができ、あらかじめユーザーが許可していない通信を妨げる機能を持っています。

これによりユーザーが気が付いていない裏側でパソコンが勝手に通信してしまうのを防ぐことができるので、データの漏洩などのリスクを最小限に減らすことができるというわけです。またインターネット上からパソコンに入ってくる不審なデータを防ぐこともできます。何も対策をしていないパソコンはまさに玄関の扉が開いているような状態ですから、必ずファイアウォールを設定して対策するようにしてください。

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